【開始直前!!!】Apple Walletへのマイナンバーカードの搭載開始日が決定。

iPhone Apple News

2024年5月30日にAppleのNewsroomでマイナンバーカードのiPhone搭載が正式に発表されてから約一年と一か月。ついに搭載開始予定日がデジタル庁の発表により明らかになりました。

デジタル庁の発表

6月6日 デジタル庁は公式サイトにおいて「iPhoneのマイナンバーカード」が同月24日より開始予定であると発表しました。 デジタル庁のウェブサイトには「iPhoneのマイナンバーカード」というページが公開され使える場所や事前に準備しなければならないものなどが記されています。 「iPhoneのマイナンバーカード」を利用する予定のある方はぜひご確認いただきたい。なお、リリース開始に関して今後のテストにより追加の対応が必要になった場合、延期されたり変更されたりする場合があるとしています。

使える場所とサービス、事前準備

では「iPhoneのマイナンバーカード」はどこまで使えるのでしょうか。 今回の発表では

に利用できるとされています。 今年3月より開始されているマイナンバーカードと運転免許証の一体化(マイナ免許証)については表記がされていないため、実物のマイナカードを携帯せずにiPhoneのみ携帯してでの運転はできないものだと思われます。

アメリカ合衆国の一部州では運転免許証の搭載サービスも開始しているので今回の「iPhoneのマイナンバーカード」の流れに沿って将来的にはマイナ免許証の搭載も期待できるかもしれません。 また、マイナ保険証についても記されていないため利用ができないものだと思っていましたが、すでに一部の医療機関において実証実験が行われておりエクステンドの機器を利用することで病院今年9月よりマイナ保険証にも順次対応する予定です。iPhoneだけ持って病院に行くという社会が実現するかもしれません。あの「ぽぴーん♪」が病院でも聞こえてくるかも。「ぽぴーん♪」

またiPhoneのマイナンバーカードの7月より対面確認アプリがリリースされる予定なので各事業者はこのアプリを用いて対面での本人確認ができます。

今回の「iPhoneのマイナンバーカード」を利用するには *マイナポータルアプリ 実物のマイナンバーカード 4桁の券面入力用暗証番号 英数字6から13桁の署名用暗証番号

が必要です。 上から二つは場所を把握している方がほとんどであるだろうし、券面入力用暗証番号もマイナ保険証(パスコード)やマイナポータルへのログインに必要なため把握しやすい。 しかし署名用暗証番号については筆者も自信がありません。パスワード管理アプリに記録していた気がするので事前に確認しておきたいですね。なおこの暗証番号はマイナンバーカード発行時にて渡された書類に書かれているので利用される方は今一度ご確認ください。

セキュリティ

セキュリティについてデジタル庁は万が一紛失した場合はマイナンバー総合フリーダイヤルでの対応やAppleのFind myにおいて一時停止の対応をとることが可能であるとしています。

Google Wallet?

すでにAndroidでは「Androidのスマホ用電子証明書」展開されていますがGoogle Walletについては今回、何も発表はありませんでした。 ですが、平将明デジタル大臣はAndroidへの属性証明(住所、氏名)の早期搭載に向けてGoogleと協議をしているとしました。